えちごやミュージックの山田です。
もう3月ですね。少しずつ暖かくなってまいりました!
是非外を散歩するついでにでも当店へ足をお運びください!
さてさて。実はちょっと時間がたってしまったのですが。
当店でも各商品を取扱いさせていただいている
KRYNA(クライナ)さんのショールームにお邪魔してきました!
http://kryna.jp/
KRYNAさんはオーディオアンプ、スピーカー、インシュレーターからターンテーブルカートリッジ用のリード線まで、幅広いオーディオアクセサリーの製造、販売をされている会社です。
KRYNAさんのオーディオづくりは、「道具」としての価値を高める事を最重要としているとのこと。
製品のラインナップを見ても非常に説得力のあるお言葉ですが、それをさらに耳と身体で感じて皆様へお届け出来ればと思い、訪問させていただきました!
当店スタッフも日々色々な目線で音を学ぶようにしておりますが、今回はこの方にも参加していただきました。
DJ RYOW a.k.a. smooth currentさんです!
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PROFILE:
DJ/トラックメイカー
国内外各地のイベント、有力アーティスト達と共演する等、
トラックメイカーとしても幅広く活躍し、
そして、その人気の裏付けとして、
ソロ活動の他にも、ボストンの奇才Insight(インサイト)
中国大手テレビ局「ICS」の正月特番や、Casio「
その他、オリンパス/リニアレコーダー、
Twitter:https://twitter.com/smoothcurrent01
Instagram:https://www.instagram.com/smoothcurrent/
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DJ、トラックメーカーとして多くの音を吸収し、発信してきたRYOWさん。
その信頼出来る耳で、共に体感していただきました!
案内していただいたのは伊奈様。
お忙しい中、ありがとうございます!
至るところに各製品が並んでいるのですが…気になったのは多くのレコード。
伊奈様の私物もあるそうで。笑
|  | 
| 綺麗に並べたレコードがお出迎え | 
| 2Fもレコードが飾ってます | 
我々もレコード大好き人間です。すでにワクワクします…。
今回はアナログレコードを使用しながらの試聴がメインだったので、こちらの3点の商品を中心にお話をさせていただきました。
簡単に商品の説明をいたしますと…
・T-PROP(インシュレーター)
スタンドの移動がカンタンな、安全なスパイクと受け皿の一体構造型インシュレーターです。
Technicsのターンテーブル用として開発がされてきましたが、ネジ径が5種類用意されているので条件が合えば他でも使用可能です。ネジ穴がないものでもネジ穴をご自身で空けて使用している方も多いそうです。
・Helca 1(ケーブルインシュレーター)
ケーブルに巻き付けて使用する、全く新しい形のケーブル専用インシュレーターです。
外部からの振動のみならず、ノイズに対しても高い効果を発揮します。本当に巻くだけでいいのです。
・Shelca 1(シェルリード線)
カートリッジが発した信号を真っ先に受ける役割として、
情報量を減らさない、位相をかえない、ノイズをもらわない、の3点を前提としたシェルリード線。
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しかし置いているものが全て魅力的すぎて…なかなか本題に入れませんでした。笑
今後、さらに多くのKRYNAさんの製品を当店で扱っていく予定でございます!
是非引続きチェックしていただけたら!
| 置いてあるもの全てに反応してしまいます。笑 | 
さて、いよいよ試聴会スタートです!
まず案内していただいた部屋は、6畳ほどの広さ。
主な使用機材、環境は
・ターンテーブル Technics SL1200mk5 ×2
・オーディオボード KRYNA Palette Board
・カートリッジ SHURE M44-7
・DJミキサー ALLEN & HEATH XONE2 62
・スピーカー KRYNA Duet39
・スピーカースタンド KRYNA Stage+KRYNA T-PROP
となっており、ターンテーブルを1台ずつ
T-PROP、Shelca 1、Helca 1を取り付けたモデルと取り付けていないモデルが比較出来る状態で試聴させていただきました。
至れり尽くせりです…。
↑比較以前に、まず土台の環境が素晴らしすぎました
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RYOWさんに実際にレコードを持ち込んでいただき、普段聴き慣れている盤でお試しです!
HIP HOPクラシック、サンプリングソース、四つ打ち等々…
| 聴き易い位置でRYOWさんに試聴していただきました | 
このような素晴らしい環境なのでもちろん予想していた部分もあるのですが、まず音像がすごくくっきりしています。
例えば90年代のHIP HOPクラシックは良い意味で質感もあり、サンプリングネタにフィルターをかけたりなどしてモコモコしている曲が多いのですが…
何でしょう、このベースの輪郭とキックのアタック感。こんなに1音1音が主張してましたっけ…?
ただし、完全に分離しすぎているわけではないのです。
クラブで大音量でかけた時に圧でわかる音が、この部屋の音量でもしっかりと主張出来ていると言いますか。
あくまで本来のバランスを保ったまま、明確になった感覚です。
|  | 
| Pete Rock & C.L. Smooth - The Main Ingredient | 
|  | 
| A Tribe Called Quest - The Love Movement | 
サンプリングソースは70〜80年代のフュージョン多めで試聴しました。
まず当時の音源の特徴的な音像定位、楽器配置が非常に気持ちいいです。
ライブ盤を聴いている感覚に近かったかもしれません。
それと特徴的だったのがソロパート!
エレピ、オルガン、ギター等々ソロパートが入っている曲が多かったのですが…
抑揚ある演奏の臨場感はそのままに、大きすぎると思っていた部分が耳に痛くなく、そしてもう少し聴こえてもいいと感じていた部分はわかりやすく…
ソロパートの醍醐味をひしひしと感じることが出来ました!
|  | 
| George Benson - Shape Of Things To Come | 
|  | 
| Young Holt Unlimited - Just A Melody | 
音数が少なくシンプルな四つ打ちは、1音1音の際立ち、存在感がさらに明確になりました。これもまさにクラブでしか感じられなかった音量での圧が感じられました。
特にキックのアタック感と音程のバランスが素晴らしかったです。当然キックにも音程があるのですが、どうしても他の音との混ざり具合、振動等々で濁って聴こえてしまうんですよね。作っているほうからしてもこだわりをもってやっているのですが、難しいところでして。この環境で聴いていただくと作り手も嬉しいですね。笑
|  | 
| Moodymann - DJ Kicks | 
| 見た目でも太さがわかるリード線 | 
シェルリード線のShelca 1は質はもちろんのこと、音量で純正リード線との明確な差がありました。この部分で音量が稼げるってすごく重要なのです!
ここで音量も小さくノイズも乗っていた場合、そのあとに音量をあげる事でノイズの音も当然大きくなってしまいますからね。入り口部分にこだわることでその後の音の調節も非常に楽になるので、サンプリングする時もDJプレイの時も、扱う方の個性が前面に出やすくなります!
特に現場でのDJは針を持ち込んで自身の針に変えるところからプレイがはじまっていますからね。個人的な経験でも、1曲目から出音がいいDJの方のプレイは気になってしまいます。笑
| RYOWさん、感動しっぱなしでした… | 
で、これらの製品群の最大の特徴は…導入、取り付けが楽ということ!
これはものすごく重要なことです。
特にケーブルインシュレーターのHelca 1、これは革命だと思います。
なぜなら、巻くだけなのですから。笑
| 多少雑に配置出来る安心感も強み! | 
巻くだけでなんで…?と思われる方、巻いてみましょう…巻かないとわからないこと、あります…。
「音を良くする」という表現よりは、「そのケーブルの持つ本来の力を発揮させることが出来る」というほうがしっくりきます。
ケーブルは思っている以上に周りにあるものの影響を受けやすいです。
テーブルの裏でケーブルが絡まってごちゃごちゃになっていたり、地面に接地せず空中配線の状態になっていたり…
模様替え等で位置を動かしたときもそれだけで音は変わってしまうのです。結線し直したら音が変わったという経験をされた方、いらっしゃると思います。
しかしあまりにもそういう部分を気にしすぎるときりがないですよね。
そのような
「気にしないといけないのは分かっているけど気にしたくない」。
モヤモヤしている方。
巻くだけでその気持ち、消えます!振動とノイズと共に!
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巻くだけでいいなら…
と、もう1つ実験を。スマホから音楽を再生する方も増えているので、ストリーミングサービスで再生をしてみました。
当然、巻いてます。
Helca 1の存在感が凄いことになっていますね。。
Lightning - イヤホン・ヘッドフォンジャックアダプタも純正品、オーディオケーブルも安価なものをあえて使用しています。
結果…変わりました。わかっていても、なんでだろう?と首をかしげてしまいます。笑
ケーブル選びで悩むくらいならHelca 1を巻いてしまったほうが早いかもしれません…。
さて、楽しい時間は早く過ぎるもので…
予想より長居してしまいました。申し訳ありません。笑
むしろ時間が足りないくらいです!またお邪魔させていただきたいです。
RYOWさんはご自身のInstagramにて、今回の訪問について投稿していただいてます。
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是非RYOWさんのSNSもチェックしてみてください!
https://www.instagram.com/p/BsPrUYcnscn/
KRYNAさん、ありがとうございました!
| 最後に記念写真! | 
KRYNA ショールームでは、KRYNAさんが製造・販売している製品の全てをご試聴可能です。
試聴会などのイベントも開催しているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
商品について気になった方は、当店まで!
なんと
KRYNA取扱商品、さらに追加いたしました!
当店で取扱っている別製品の力をさらに発揮させたい方、是非合わせてご相談ください!
一覧はこちらから↓↓↓↓↓↓↓↓↓
なんと
KRYNA取扱商品、さらに追加いたしました!
当店で取扱っている別製品の力をさらに発揮させたい方、是非合わせてご相談ください!
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最後に…今回ご案内いただいた、KRYNA 伊奈様よりコメントをいただいております。
熱いコメントありがとうございます…!
KRYNA 伊奈様 コメント
KRYNA 伊奈様、改めてありがとうござました!
熱いコメントありがとうございます…!
KRYNA 伊奈様 コメント
「自分も出はえちごやさん寄りというか、長い時間の中で色々
もともと10代の頃にHIPHOPから入ってDJを始めてレコードを
クラブミュージックがルーツであることは間違いないと思います。
そんな自分がオーディオの世界に入って感じることは、オーディオと
音に対するイメージの相違が先行してしまい、
DJ KENTAROさんの「NO WALL BETWEEN THE MUSIC」じゃないですが、聴くジャンルだけでなく、
オーディオとクラブミュージックの融合ですね。
KRYNAの音作りの理念は「ホログラフィックサウンド」
例えばターンテーブルの台座のインシュレーターを純正のものからT-
スピーカーの上に上にAzteca(アステカ)を置く。
リード線をShelca 1へ付け替える。
一つ手を加えるとその分だけ新たな聴こえ方が帰ってくる。
その楽しさを共有出来れば何よりです。
全ては音楽を楽しむために。
こちらの業界ではまだまだ未知のブランドだと思いますが、
KRYNA 伊奈様、改めてありがとうござました!
 




 
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